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鍼灸師と柔整師のための鍼灸と整体の実践セミナー Seminar for Acupuncturist and Judo therapist

セミナーレポート【整動鍼 臨床☆張力連綿編】2020年10月4日~5日

2年ぶりの新セミナー

整動鍼に『応用☆身心和合編』(2018年)以来の新たなシリーズ「臨床編」が加わり、第1弾の『臨床☆張力連綿編』が開催されました。

代表・技術最高責任者の栗原は、「今回の張力連綿編が開発にもっとも時間がかかった」と言っています。

栗原が昨年出版した著書『ツボがある本当の意味』(BABジャパン)のあとがきに、こう書かれています。

私には夢があります。誰も知らない体の設計図を明らかにすることです。患者さん一人一人が喜ぶ顔の向こうに大きなものが見えています。

毎日の臨床に発見があります。(p.177)

そこに書かれているとおり、毎日の臨床の中でツボの効果を発見し、社内で行われる研修などの機会も利用して繰り返し繰り返し再現性を確認していくことを日々繰り返しています。

それはまさに「研究開発」という言葉どおりの営みです。それが今回「張力連綿編」として結実しました。

「張力連綿」とは

さて、それだけの時間をかけて作り上げた「張力連綿編」とは何か。

一言で表すならば、

「動きの循環システムを視覚化して取り出したもの」

だといえます。

人間の体は常に様々な部位が一緒になって動いています。「腕だけを動かそう」としても、腕につながった鎖骨や肩甲骨、そして背骨、骨盤、足に至るまで、全身が腕の動きを助け、支えています。ロボットダンスが不気味で可笑しいのは、腕が腕だけで動いてしまっているからです。

手から足、足から手、力はぐるぐると循環します。もちろん、手と足だけではありません。体全体が無数の目に見えないつながりによって力を巡らせています。

制御システムの要所が「ツボ」で、鍼灸師はここを刺激することで元の動きを取り戻させることができるわけです。

そして、「視覚化」とは、制御システムの要所であるツボとツボとの関係を図式化したものです。「連動マップ」と呼んでいます。整動鍼の使い手は、頭の中でこの連動マップを展開し、具体的な症状に対処する方法へと落とし込んでいきます。

どんな症状に対処できるのか

では、今回登場した張力連綿編ではどのような症状に対処できるのか。

張力連綿編のカリキュラムでは、以下のような症状に対処する方法が紹介されています。

中手骨・中足骨の痛み
頭部の熱
眼精疲労 
足趾のしびれ
上背部全体のコリ
頚部の緊張
肩・臀部を利用した頚部・上背部の調整
肩こり
坐骨神経痛
頭痛 
のぼせ
突発性難聴 
耳鳴 
耳閉感(耳のつまり) 
仙骨痛 

 

これらは一例であって、連動を駆使することによってツボの使い方、対処の仕方は無限に広がります。

「入門・基礎・応用」のカリキュラムでも上記の症状には対応できます。これまでのカリキュラムを補完し、さらに効率よく運用できるための方法論を提供しているというのが張力連綿編の意義だといえるでしょう。

2021年、整動鍼はさらに新しいステージへ

久しぶりに登場した整動鍼の新セミナーですが、2021年は張力連綿編は開催の予定がありません。

2021年には臨床編の第2弾が開催される予定で、すでに開発がスタートしています。

ツボの可能性を限界まで追究する整動鍼の新地平を、ともに見届けたいと思っています。(事務局 岡本)

 

2020年最後の開催となる「張力連綿編 D日程」はまだお席に若干の余裕があります。

2020/12/13-14 整動鍼 臨床☆張力連綿編 D日程

 

2020年10月10日カテゴリー:セミナーレポート