応用☆下肢編
基礎骨盤編の考え方をさらに発展させ、様々な原因の膝痛、股関節痛、捻挫、バランスを改善させるテクニックを学びます。
魅力
様々なバリエーションの膝痛に対応することが可能になります。筋肉調整術「導引」、相手を誘導して技をかける「操法」「牽引」「固定と移動」など効果的な技法を集めました。
また、一つの技に複数技法が含まれている技もあり、即効性がありながら活法の技の奥深さも同時に味わえるカリキュラムとなっております。
学べるテクニック
アキレス腱引き
大腿後面やアキレス腱からアプローチする活法の膝痛に対するベーシックな技法になります。奥深い緊張をしっかりと捉えることが重要になります。
腓骨上げ
腓骨を調整することにより膝のバランスを整える技法になります。軽度な膝痛であれば、この一手のみで改善してしまうケースも少なくありません。
内転筋の導引
活法では膝痛の大半は内転筋が関わっていると考え、膝痛の最重要ポイントです。いかに効率よく奥深い緊張まで取れるかがとても重要です。活法では、内転筋を上下に分けてアプローチを変えることでその効果を高めます。
昇り龍
脚が重だるい方や軽度な坐骨神経痛に有効な技法になります。また、ストレッチで脚が伸びにくい方も、この技法を使うとで普段よりも効率よく脚を伸ばすことが可能です。反発なく脚を軽く上げることがポイントになります。
足の縦折り(中足骨の縦折り)
下半身を安定させる技法になります。脚元の不安定があると下半身(骨盤・股関節・膝関節)に負担をかけ緊張させてしまいます。膝痛には特にかかせない一手です。
膝の水抜き
膝に水が溜まった時、動けないことでのむくみに対する技法になります。鼠径リンパに適度に刺激を加えることで水が流れるルートを改善してききます。自分自身の身体を上手に使うことがポイントです。
膝の中心作り
膝の軸(中心)を整える技法になります。膝痛の予防に有効です。膝周りの緊張を緩めることができます。
オスグッドの調整
成長痛や膝痛に有効な技法です。関節を解放させることができ、膝周りの軽さを感じることができるでしょう。
下腿の外捻り
年齢を重ねていくと、仙骨が下がり体に外旋エネルギーが発生しまし。すると、両膝の変形につながりますがこの技はその予防になります。
半月板入れ
膝を曲げた際の痛みに対する技法です。体重をかけた状態で行うことがポイントになります。
側副靭帯の導引
側副靭帯に対する技法になります。固定、牽引、導引を行うため技は簡単でありませんが、その分高い効果をえられます。
仙骨上げ
両膝痛や両側の大腿筋膜張筋に対する技法です。仙骨に上がったエネルギーを入れる少し変わった技になります。特に年配の方へ有効な技になります。
またぐら
股関節と腰椎を緩める技法になります。牽引を行いながら回転をかけて緩める、穏やかな調整です。
捻挫の調整
捻挫に対する技法です。基礎編では慢性時に使う手技でしたが、今回は急性期にも使える技です。殺法の裏技として伝えられている関節復位法です。
スケジュール
1日目
10:30 開場・受付開始
11:00 講師挨拶と自己紹介
11:30 デモンストレーション&実技練習
12:30 昼休み
13:30 デモンストレーション&実技練習
17:00 終了 ※1
~ 休憩 ~
17:30 課外活動 ※2
19:00 解散
※1)17:00までは必ずご参加ください(途中退席した場合は修了証が発行できません)。
※2)セミナー本編には収まりきらない臨床のこぼれ話や、目標や悩みを共有できるリアル交流会です。参加は無料で飲食は自由です。
2日目
9:00 開場
9:30 デモンストレーション&実技練習
12:30 昼休み
13:30 デモンストレーション&実技練習
16:50 片付け
17:00 修了式
17:30 解散
※17:30までは必ずご参加ください(途中退席した場合は修了証が発行できません)。
2021年の日程
全セミナーの日程についてはコチラをご覧下さい。
受講料
会員 123,000円 非会員 128,000円
(再受講 会員 14,000円 非会員 128,000円)
持ち物
・動きやすいように伸び縮みする服装(ジャージなど)
受講資格
活法入門編(理論実践編)と、基礎編3編(腰痛編・骨盤編・肩こり編)すべてを修了。あるいは、セミナー当日までに修了予定であること。
受講の前に
受講者の声
ほんの少しの立ち位置や体の伸ばし方、曲げ方でこんなに楽に技がかけられるようになる(北海道・中村みゆき)
取りにくい膝の痛みに効果が出せることを実感できました(東京都・熊谷佳巳)
活法は、うまく決まったときの気持ちよさが実感でき、やっている最中に効果が出るかどうかがわかるので、毎回決められるように練習したいです。今回は、内転筋の導引を決めることで、取りにくい膝の痛みに効果が出せることを実感できました。基礎編に比べて、難しさはありますが、より細かい調整ができるので、整動鍼と合わせて膝マスターを目指したいです