設立趣旨 Purpose of establishment
各種民間療法が台頭する現社会において、国家資格免許取得者である鍼灸師・柔道整復師の社会的役割と位置づけを再構築する必要があると考えています。そのために、個々の努力と工夫は必要ですが、どうしても越えられない壁があることも事実です。一つ一つは小さくても集結することで大きな力となります。その求心力となるために当会は設立されました。
仲間づくり Making friends
周りにすぐに相談できる相手がいるとは限りません。一人で考えなければいけないこと、一人で決断しなければいけないことだらけです。開業するとなおさらです。もっとも怖いのは孤独になることです。当会はセミナーを出会いの場と位置づけ、人脈づくりをしやすい雰囲気を目指しています。
学術向上の環境づくり Creating a learning environment
学術向上にセンスやヒラメキも大事ですが、本当に大事なのは切磋琢磨できる環境です。学術レベルは自己採点が難しく、気を付けないと独りよがりになってしまいます。何が良くて何が悪いのか、それを知るためには仲間との研磨が必要です。実践の場ではできない練習も仲間がいればできます。最高の環境を手に入れるお手伝いをします。
情報と経験の共有 Sharing information and experience
高みを目指すには「一人の限界を知る」ことから始まります。全ての時間を施術に注いでも、全ての症状を経験できるわけではありません。経験できることは限られています。その限界を脱するために必要なのは経験を共有することです。そのためには技術を言語化・数値化する努力と工夫が大事です。
学術の発展 Academic development
優れた技も一代限りのものでは特技であって技術とは言えません。技能の研鑽は大事ですが、後進に何を残せるかも大事です。次の世代が、より高い位置からスタートし進化させていけるような技術の確立を目指しています。データの収集と研究を積み重ね、学術としての発展にも取り組んでいきます。