目的

一人ひとりがセミナーで得た技術を研鑽し、仲間と切磋琢磨する場です。

2日間で集中的に触診、取穴、刺鍼の訓練を行い、臨床への自信を確たるものにします。

参加条件

・整動協会 会員

・整動鍼 精粋 刺鍼即応編（旧・入門 理論実践編）を修了済みであり、

かつ

・整動鍼 基礎3編（脊柱編・四肢編・腹背編）のいずれか1編を受講済みであること

あるいは、上記セミナーを合宿当日までに修了見込みであること

概要

セミナーの中では深く触れることがない「触診」「取穴」「刺鍼」の極意に迫るトレーニングを行います。極意とは「意を極めること」です。その第一歩は、何を目的としているのか、すべての場面において理解を深めることです。平たく言えば、施術の中から「何となく」を排除することが意を極める第一歩です。意味があることの純度を高めることで極意に迫っていきます。

少々大げさな表現になったかもしれませんが、技術者としては誰でも通らなければいけない道です。ただ漠然と数をこなすだけでは到達できない領域を一緒に目指していきましょう。この基本強化合宿では、そのヒントを惜しみなく伝えます。上手さとは何か、一度でも考えたことがあれば有意義な時間を提供できるはずです。

初学者からベテランまで

この合宿は、どのレベルであっても得るものがあるはずです。参加資格も低く設定してあります。整動鍼を始めたばかりの方も大歓迎です。この合宿で得ることは、その後の学びを助けてくれるはずです。

量が質を生むという考え方もあります。ただ、それは最低限の質が伴っている場合に限ります。質があまりにも低いといくら量をこなしても上手くなりません。また、経験を積むといっても、その時に得られたことが曖昧で言語化できなければ「慣れ」が何となく積もっていくに過ぎません。上手くなるには、その時その時、自分に足りないものを自覚している必要があります。

セミナーでは、ツボの正確な位置を知ることに重きを置いていますが、そもそも正確な位置を取りやすい人とそうでない人は何が違うのでしょうか。その違いを知ることで取穴も正確になります。

刺鍼する前に信頼される

考えて考えて考えるから、考えなくてもできるようになる

名人は必要なツボで自然に指が止まるのかもしれません。頭で考えてばかりでは感じる力が低下していまいます。考えながら感じるというのは高度な作業です。考えているときは感じにくくなるものです。ですから、考えないことが究極かもしれません。しかし、そこに到達するためには考えることが近道だと考えます。考えて考えて考えて、考える必要がないところに達するのです。

そのためには、何を考えなければいけないのかを知ることが必要です。そして、考える必要がなくなったとき、意が極まります。誰もが憧れる名人の世界。私も例外ではありません。ともに目指しましょう。

料金

¥24,000（3食つき（1日目夕食、2日目朝食・昼食））　

お支払いとキャンセル

◎お支払い期限
お申し込み日より１週間以内に銀行振込にてお願い致します。

セミナーまで１週間を切っている場合は、申込から３日以内（土日祝を除く）にお支払いください。

※悪天候（台風や雪）や交通機関の事情が発生した場合は相談に応じます。