2025/3/23-24 整動鍼 やわらみ
やわらみ とは
「やわらみ」では疲労回復を目的とした実践パッケージで効果が明瞭なツボに限定して学びます。特に臨床デビューを控えている鍼灸師や学生にとっては現場ですぐに使える実践力を短期間で養うことができます。テーマを疲労回復に絞っていますが、いかなる症状においても重要となる基本的なスキルを磨きます。どのレベルにおいても得るものが大きいでしょう。
呼吸、睡眠、姿勢
疲労回復において重要な要素を3つに分けました。
- 呼吸の改善
- 睡眠の改善
- 姿勢の改善
これら3つは相互に深く関わっています。どのような考え方で、どのツボを選ぶと改善するのか、臨床に直結するスキルを提供します。
調整のコンセプト
呼吸
深い呼吸には肋骨のなめらかな動きが必要です。肋骨の動きを改善させるための方法を学んで実践します。
睡眠
睡眠は何もしていない状態ではありません。睡眠の質は呼吸の質で決まると言っても過言ではありません。また頚部や肩甲骨の可動性が悪いと寝る姿勢がストレスになり、眠りが浅くなります。頚部や肩甲骨を整えて心地よい睡眠姿勢に導きます。具体的な調整を学んで実践します。
姿勢
よい姿勢とはまっすぐな状態のことではありません。姿勢は運動の一瞬を切り抜いたものですから、場面によってよい姿勢は変わります。よい姿勢とは取っている体勢にストレスがかかっていない状態のことです。自然体と言い換えてもよいでしょう。健康的な姿勢とは何かを学んで実践します。
東洋でも西洋でもないツボ理論
やわらみの背景となる理論は、東洋医学でも西洋医学でもありません。Aに鍼をしたらBに変化があるという具体的な変化を蓄積したシンプルなものです。いわゆる実証主義に基づく理論です。これをAB理論と名付けます。
このAB理論の元になっているのが整動鍼の張力理論です。したがって、このやわらみは整動鍼の理論と手法をすぐに使えるように再構成したものです。整動鍼の全10編(19日間)のエッセンスが2日間に圧縮されています。整動鍼のはじめの一歩として受講することもできます。初心者マークの付いているセミナーは初めてでも受講できます。
実践的なトレーニング
低刺激で少数鍼
この講座を受講される前に知っておいていただきたのは、やさしい鍼を基本としていることです。1〜5番鍼を用途に合わせて使い分け、最小の刺激で最大の効果を狙います。鍼が苦手という人でも安心して受けられる施術を目指します。
ツボの精度
技術の根幹となるのが取穴の精度です。鍼灸師としてのスキルの基本中の基本と言えます。臨床において患者さんが実感できるレベルの効果を引きだすためのツボの位置を明らかにします。一般的に言われる五百円玉サイズと、私たちが提供しているミリサイズでは、比較にならないほど効果に大きな差が生じます。
対応できる症状
自律神経系の症状
- 首こり、肩こり
- 頭痛
- 眼精疲労
- 便秘、下痢
- むくみ
運動器の症状
- 腰痛
- 膝痛
- ふくらはぎのだるさ
開催要項
会場
(京急 北品川駅から徒歩7分、JR・京急 品川駅港南口から徒歩10分)
対象(受講資格)
はり師 ※学生可
初参加歓迎(このセミナーから受講することができます)
定員
18名
金額
〈一般〉¥98,000-
〈会員〉¥93,000-
〈会員・再受講〉¥24,000-
スケジュール
1日目
10:30 開場・受付開始
11:00 講師挨拶と自己紹介
11:30 理論解説
12:30 昼休み
13:30 デモンストレーション&実技
18:00 終了 ※1
~ 休憩 ~
18:30 交流会 ※2
20:00 解散
※1)18:00までは必ずご参加ください(遅刻・途中退席した場合は修了証を発行できません)。
※2)セミナー本編には収まりきらない臨床のこぼれ話や、目標や悩みを共有できるリアル交流会です。参加は無料で飲食は自由です。
2日目
9:00 開場
9:30 デモンストレーション&実技
12:30 昼休み
13:30 デモンストレーション&実技
16:50 片付け
17:00 修了式
17:30 解散
※17:30までは必ずご参加ください(遅刻・途中退席した場合は修了証を発行できません)。
持ち物
・普段使用しているディスポーザブル鍼(寸3-1番 20本、0寸5分-1番 10本)
・患者着(背中が開くもの)
※どちらもお持ちでない時は、会が手配しますのでご安心ください。
受講の前に
お申込み方法
ページ下部の申込フォームからお願いします。
※フォームは受付期間のみ表示されます。
代金の入金をもって正式なお申込みとなります。
お支払いとキャンセル
◎お支払い期限
お申し込み日より1週間以内に銀行振込にてお願い致します。
セミナーまで1週間を切っている場合は、申込から3日以内にお支払いください。
※悪天候(台風や雪)や交通機関運休等の事情が発生した場合は相談に応じます。
最少開催人数について
セミナー開催1ヶ月前時点で最少開催人数(定員の50%)に達しなかった場合、セミナーは中止及び延期になることがあります。
※各種交通機関・宿泊のキャンセル料については当会は責任を負いませんのでご了承ください。
2025/3/23-24 整動鍼 やわらみ