公認勉強会とは
会員が本協会のセミナーで修めた技術を復習・研磨していくための非営利の勉強会。
目的
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- セミナー2日間で理解できなかったことを再確認し、復習の機会とする。
- 実践練習を積み重ねる場とする。
- 自らの弱点に気が付くきっかけとする。
- 臨床での気づきやコツを共有する。
- 自らの理解度や習熟度を把握する。
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規約
2017年までの活法の入門編は基礎編、基礎編は応用編と名称が変更になりました。
1.参加条件
整動協会の会員であり、以下の条件を満たす者
①整動鍼 入門 1編 修了
②整動鍼 基礎3編 修了
③整動鍼 応用 3編 修了
④整動鍼 臨床 2編 修了
⑤活法 基礎3編 修了 ※活法研究会2017年以前の受講者は「入門編3編」
⑥活法 応用3編 修了 ※活法研究会2017年以前の受講者は「基礎編3編」
2.勉強会の種別
公認勉強会のテーマは主催者が1つもしくは複数を選択し募集する。参加者はテーマが条件に合うものに参加できる。
①整動鍼 基礎3編 修了者対象
②整動鍼 応用3編 修了者対象
④活法 基礎3編 修了者対象 ※活法研究会2017年以前の受講者は「入門編3編」
⑤活法 応用3編 修了者対象 ※活法研究会2017年以前の受講者は「基礎編3編」
3.主催者条件
以下の条件のいずれかを満たす必要がある。
- 整動鍼(入門1編・基礎3編・応用3編)全て修了し、かつ活法(入門1編・基礎編3編・応用編3編)全て修了している者で、「公認主催者」認定を受けた者。
注)講師、講師補助である者。また、それらの役を退いてから3年間は主催することができない。
4.会場
会場は原則として主催者が自らの施設を提供する。他施設を借りる場合は、参加費からレンタル料を支払う。
5.進行とルール
主催が決めたテーマの範囲で学ぶものとする。
例)①全員で同じ手技の練習
②全員で同じツボの確認
③1つの症状に対し、整動鍼・活法を用い、どう対応するか全員で考える。症例検討など。
注)③について。症例検討は皆で理解を深める場であり、特定の参加者に質問が集中しないように注意する。
6.募集人数
- 1回の開催に対し、3〜12人を募集の範囲とする。
- 募集人数は、上記の募集人数の範囲で主催者が決める。
7.参加費
2,000円(税込) 主催者が徴収し、会場代や主催に伴う諸費用に充てる
8.違反事項
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- 未受講の内容を教えるもしくは教わる行為(デモンストレーションのみは可)
- 勉強中に整動鍼、活法以外の理論や療法を持ち出す行為(休憩中は自由)
例)症例検討などで、他の理論や療法で説明したり施術をする行為。 - 著しく素行が不良な者。(勉強会の妨げになるような行為、言動、他の参加者への迷惑になる事)
上記の違反内容が、整動協会へ報告された際には、本人等への調査をし確認の後、警告を出す場合がある。警告を繰り返しても改善がない場合は、公認勉強会への参加の禁止や、整動協会からの除名とする場合がある。
勉強会の内容と流れ
①共有と検証
整動鍼や活法を用いた臨床で、成果の出たこと、あるいは成果が得られなかったことを共有して検証する。
②ツボの確認(整動鍼)
患者役1人のツボを参加者全員で確認する。主催者が講師となるのではなく、皆の情報と感覚から正しさを導いていく。
③技の練習(活法)
反復練習によって技術を修正し、研磨する。
デモとして未受講の内容を見せるのは可であるが、詳細(やり方やポイント)は教えてはならない。
④ひとつの症例を全員で考える
ひとつの症例に対して参加者全員で考える。その後、選んだツボや技による変化を確認する。
例)整動鍼では、症状に対して全員でツボの反応を確認した後、1名が刺鍼して変化を確認する。