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鍼灸師と柔整師のための鍼灸と整体の実践セミナー Seminar for Acupuncturist and Judo therapist

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ふくぎ鍼灸院(名古屋)を訪問してきました。

代表の栗原誠です。

去る1月20日(土)は、診療を17時で終え(本来は20時)、群馬を出発しました。愛知県名古屋市にある「ふくぎ鍼灸院」に向かうためです。ふくぎ鍼灸院の院長、北川直樹先生は当協会の理事で経営支援部の部長です。

身内をアピールするような記事になっていますが、まずは互いを褒め合ういうことも大事なので、遠慮なくレポートします。

 

全国でも珍しい鍼灸院

ふくぎ鍼灸院は全国でも珍しい「過敏性腸症候群(IBS)」を専門とする鍼灸院です。本当に珍しいです。そこで使われている技は、実は整動鍼なのです。

「整動鍼は動きだけかと思ってた」という声も聞こえてきます。確かに筋肉や骨格を速やかに調整できることをアピールしています。当協会がアスリート支援をしているのは、そのためです。

でも、それだけではないのです。胃腸を整える効果も期待できるのです。自らIBSで苦しんだ経験を持つ北川先生は整動鍼の整腸作用に驚き、専門院を開院してしまったのです。

今ではその噂が全国に広がり、愛知県の外からも患者さんが多数訪れています。最近では海外からいらっしゃる患者さんもいるようです。

 

5時間のドライブ

ふくぎ鍼灸院に行こうと決めたのは、開院前から相談を受けていたからです。準備段階で間取りやデザインの相談を受けていました。

私なりに思うところを伝えました。言った責任を果たす意味でも実際を目に入れておかなければならないと思ったのです。

群馬と名古屋、クルマでノンストップで5時間。実際にクルマで出かけました。クルマの運転が好きでなければ気持ちが萎える距離です。

 

 

夕方6時に出発し、着いたのは夜11時。こんな遅い時間に訪問したのは私だけだと思います。嫌な顔を見せずに出迎えてくれた北川先生。

 

 

あたりは静まりかえっているのに、ふくぎ鍼灸院に灯る明かり。ホンモノを目の前にすると5時間運転してきたことを忘れ、とても身近な存在に感じました。

 

患者さん目線のデザイン

 

とりあえず、トイレに駆け込んでみました。IBS専門の鍼灸院だけあってトップクラスの設備と配慮がなされています。これほどトイレに気配りしている鍼灸院を他に知りません。

実際のトイレは、企業秘密かもしれませんので公開は自粛します。

 

 

施術室の隣にある贅沢な空間。小さな空間ですがとても贅沢に感じました。リラサーソンのネコにしっかり見られているので適度な緊張感(笑)

 

 

ところどころで見かけるリサラーソン。ライオンにも見られています。

 

 

想像以上でした。IBSに悩む患者さんの心理を知り尽くした設計。オーナーの北川さんの体験が活かされているのです。

患者さんの目線に立った院の設計。口で言うのは簡単ですが、実際はそう簡単ではありません。私も院を2つ経営しているので、細部にこだわることが大変なのか理解しています。

さすが経営支援部の部長。底力を見せつけられました。整動協会では会員さんが開業や集客で迷子にならないように、支援事業を行っていく予定です。8月には経営セミナーも予定してます(詳細は会議中)。

 

名古屋と言えばモーニング

宿泊のホテルに戻ってから真っ先にやったのが、ネットで喫茶店検索。名古屋といえばモーニングです。

名古屋のコメダ珈琲は東京にも群馬にも進出しています。せっかくならコメダじゃないところへと思ったのです。

基準は通りに面していて駐車場が広いところ。目に付いたがおかげ庵。地図をブックマークしてから眠りにつきました。翌朝、もちろん朝食はとりません。おかげ庵が待っています。

 

 

9時頃に着きました。広い駐車場にはクルマがいっぱい。次々にお客さんが出てきて、次々にお客さんが入っていきます。おかげさまで、駐車スペースは十分でクルマは難なく駐められました。

雰囲気がコメダ珈琲にどことなく似ています。名古屋の喫茶店はそういうものかと気にせず店内に入りました。和風です。

禁煙先を選んだので店内で少し待ちました。たった1分ほどで席に案内されました。すぐに店員さんが来たので、モーニングメニューであずきのトーストを注文しました。

注文すると「飲み物はいかが致しますか?」と聞かれたので、慌ててメニューを探すと、親切に「そちらです」と教えてくれました。

「慣れていないもので…」

と正直に答えて場を取り繕いまいた。にしても、お値段がよくわかりません。

トーストにゆで卵、そしてカフェラテ。

伝票みてもわかりません。800円くらいでしょうか。

 

 

お会計に行って伝票を出すと、

「420円です」

(ええぇ? トーストとゆで卵は???)

間違いでは、、、なさそうです。

あとから教えてもらいました。ドリンクにトーストと卵がサービスで付いてくることを。「慣れていないもので…」に偽りなしでした。

コメダ珈琲以外にもこんな強者のお店があったなんて!

もう一つ後から聞かされました。ここがコメダ珈琲の系列店であることを。おかげ庵は和風コメダだったのです。

「コメダの手の平で転がされていますね」と言われてしまいました。おそるべき、コメダ珈琲のマーケティング。

 

名古屋といえば名古屋城

コメダ珈琲のおかげ庵を後にして向かったのは名古屋城です。一生に一度は見ておきたいと思っていた名古屋城と金の鯱(しゃちほこ)。この反りを見ていると活法がやりたくなります。

 

(これはレプリカ)

 

入場料は500円という信じられない安さ。驚いたのは観光客の数です。アジア系の方が多かったです。中部国際空港 セントレアがあるおかげなんでしょうね。

 

 

名古屋城の機能美に魅せられました。石垣の直線と曲線も実に美しかったです。ありきたりな感想ですが、昔の人ってすごいです。

 

愛知といえばセントレア

名古屋城を後にして向かったのが中部国際空港 セントレア。名古屋城から1時間もかかりません。気軽に空に飛べる利便性は二重丸です。群馬に住んでいるので、国際空港が近いことはとても羨ましいです。

 

 

遅めの昼食は、まるは食堂のエビフライ。普段目にするエビフライのサイズではありません。

 

 

噂によると、もっと大きいのがあるとか。私はこのサイズで十分に満足です。一匹食べたら、お腹にズシッときました。お値段もそれなりでしたが、お値段に見合うボリュームと味に満足しました。

その後、お風呂につかりました。あるんですね、お風呂が。

 

名古屋で新年会

再び名古屋市内へ。実はこの日はふくぎ鍼灸院で公認勉強会が開催され、そのメンバーで新年会が催されることになっていたのです。そこへ、アポなしで参加しに行きました。

いるはずのない私に驚くメンバーたち。その丸い目を見られただけで幸せです。1時間半の予定が2時間になってしまいました。楽しい時間は早く過ぎるものです。

 

 

さて、ここからクルマで帰宅です。もちろん群馬までです。

経路を調べると、往路の長野まわりは、既に雪でタイヤ規制。ノーマルタイヤの私は断念。静岡~神奈川を通って帰ることに。それはそれでワクワクします。

夜9時に出発。到着は午前3時。

日本列島に寒気が包まれ、大雪が降ったのはこの翌日です。1日ズレていたら帰れませんでした。名古屋を味わい、20代を思い出す旅となりました。

さて、次はスペインです!

 

個人ブログ『鍼灸師のツボ日記』もよろしくお願いします。

2018年1月27日カテゴリー:活動報告

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