オートレーサー大月渉選手のインタビュー
代表の栗原誠です。
整動協会の活動の一つにアスリート支援があります。「整動」の名が示す通り、動きを整える効果はアスリートにも抜群の効果を示します。たくさんのアスリートに整動効果を味わって頂き、怪我の治療やパフォーマンス向上に役立ててほしいと願っています。
今回は、その支援の先駆けとなった、オートレーサーの大月渉選手を紹介します。大月選手は、私が院長を務める養気院に患者さんとしてやってきたました。それが出会いのきっかけです。
ちょうど整動鍼ができた頃でした。つまり、整動鍼で支援した最初のプロのアスリートなのです。
本日も大月選手は私の施術を受けにやってきました。ホームである養気院でインタビューの準備を整えました。それでは始めます!
Q.オートレーサーになったきっかけを教えてください。
地元の伊勢崎にオートレース場があり、オートレースが好きだったこともあって、子供の頃からオートレースのことは知っていました。ただ、最初から目指していたわけではなくて、たまたま選手募集の情報を見かけたんです。それがきかっけでした。
Q.応募したのは何歳の時ですか?
就職活動をしている大学3年生で21歳です。当時は年齢規定があって24歳まででした。今は制限が撤廃されているので、30歳くらいで選手になる人もいますね。
Q.試験はどんな内容なんですか?
パイロットがやるような適正検査をやったり、反射試験のテストをやっり、体力測定をしました。それと集団行動のテストもありました。
Q.ところで、合格率ってどれくらいですか?
僕の時は50倍でした。1000人受けて20人合格でした。
Q.50倍ですか! スゴイですねー!!
今は受験者が少なくなって、そこまでではなくなりました。
Q.体力がないと難しいですよね?
そうでもないんです。体力は最低ラインをクリアしていなければならないんですが、体力は評価の一部でしかなくて、そればかりではないんです。
Q.今年でオートレーサー歴はどれくらいになりますか?
今年で7年目になります。
Q.レースで勝つために大事にしていることはなんですか?
準備することと冷静に判断することの2つです。レースに向けてフィジカルコンディションや精神状態をよくして臨むことが大事ですね。レース期間中はエンジンの調子をみたり、レース中は冷静であり続けることが大事です。レースは事故が付きものです。実際に怪我をしたこともあります。もし事故に遭ってしまっても、コンディションがよければ怪我にはつながらないと思うんです。
Q.バイクのコンディションとカラダのコンディションはどれくらいの比率で大事ですか?
カラダの方が多いです。
Q.それはなぜですか?
バイクは部品を取り替えれば、すぐに戻りますが、人間のコンディションは1日でポンと良くなるものではなくて、積み上げるものですし習慣がつくるものだと思うんです。レース期間中はバイクのコンディションに集中するっためにも、カラダの準備をそれまでにしておくようにしています。
Q.体重管理もされているんですか?
体重も気にするのですが、常に怪我のリスクがあるので、怪我をしにくいカラダ、怪我をしたときに治りやすいカラダづくりを優先しています。その方が長く選手生活を続けていけると考えています。
Q.話は変わりまして、初めにここに来たきっかけを教えてください。
ギックリ腰でした。急にピキッと来てぜんぜん動けない状態になってしまい、レースが近いので何とかしようと、横になりながら調べていたら鍼が良いと知りました。
Q.鍼を受けてどうでしたか?
最初は感動しました。
Q.どんなことに?
腰が動かせなくて来たのが一発で治ってしまったことに、今までに感じたことがないものを感じました。
Q.もう少し治るまでかかると思っていたんですか?
何回か通って効果があるものなのかなと。徐々に効果が出て、3,4日周期で通ってレースに間に合えばよいと思っていました。まさか1回だけでピンピンして帰れるとは思わず、こんなに効くものが世の中にあるんだなと驚きました。それ以来メンテナンスでお世話になっています。
Q.メンテナンスとしてどういうメリットを感じていますか?
自分で気付かないところを知ることができます。自覚症状がないところを指摘してもらえるところですね。
Q.たとえば?
腰をメインにやってもらっていますが、腰が要(かなめ)と書く理由が本当によくわかります。腰が頚や脚と連動していることがわかるようになって、そういうことがトレーニングにつながっています。また、睡眠にもよい影響が出ています。体がほぐれて気持ちよく眠れるようになりました。鍼を受けたあとは睡眠の質が上がってリフレッシュできます。
Q.これからの目標を教えて下さい。
ここ2、3年でグレードレースに出場できる権利を得られるようになりました。先月のレースではG1の優勝戦に出場できそうなところまで行けました。
今年は優勝したいですね。昨年は準優勝が最高だったので今年は優勝したいです!
今日は、インタビューありがとうございました!
今後も応援します!
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