【活法 頚肩腕編 6/6-7】整動鍼の着想は活法から!
こんにちは!活法ラボ新入社員の川﨑です。
6/6-7に活法セミナー応用・頚肩腕編が行われました。
今回も皆さんと一緒に練習してきたので、感想も交えながらセミナーの様子をお伝えしていきます!
今回の受講者は6名だったのですが、なんと2週間前に行われた下肢編と全く同じメンバー!2回連続同じメンバーでの開催はどうやら初めてのよう。おなじみのメンバーで、2日間とてもアットホームな雰囲気でした。
活法の応用編も、整動鍼の応用編と同様、1日目の午前中から実技に入っていきます。
劇的ビフォーアフター
まずは講師のデモンストレーションを見ていきます。
1回目に技を通して行い、2回目で細かな技のポイント説明しながらゆっくりと技を行います。
そのため、技全体を見ることに専念したあと、技の流れをイメージしながらポイントを聞き、メモすることができます。
デモンストレーションを見終えたら、練習に移ります。
ペアになってお互いに技の練習をしながら試行錯誤したり、
講師栗原に技をかけてもらい、受け手としての感覚を養ったり、
逆に講師栗原に技をかけ、フィードバックをしてもらったり。
会場にはベッドも用意しているので、より普段の臨床に近い形での練習も可能です。
同じ技でも、床とベッドではだいぶ感覚が変わります。それぞれで練習することで、より体の使い方が洗練されていきます。
我々活法ラボの社員も、アドバイスを貰いながら体の使い方を修正していきました。
お見せするのは大変お恥ずかしいのですが…
ビフォーの私がこちらです。
活法初心者の私のへっぴり腰が、講師栗原のアドバイス一つで…
ここまで変わりました!
どちらも同じ技の同じタイミングを撮影したものです。
「我ながらかっこいい!」と、自画自賛したいところですが、いつでもどこでも同じようにできるようにするためには、まだまだ練習が必要ですね…
このように、一人ひとりの癖に合わせてアドバイスを貰えるので、セミナー1日目の開始時と、2日目の終了時では体の使い方が見違えるほど上手くなります。
整動鍼誕生のきっかけたち
ここで一つ、今回の頚肩腕編で練習した「肩枕」という技を紹介します。
肩枕は頸の後屈を調整する技です。整動鍼を勉強している方は「頸の後屈を調整する」と聞いて、頭に浮かんでいる連動があるのではないでしょうか?…そう、入門編のアレです!
入門編の内容はこの技から着想を得たそうです。
肩枕は、このように受け手の方に手を後ろに回してもらい、術者の体で固定します。
そのまま頭をコテッと後ろに倒してもらいます。
この様子から肩枕と名付けたそうです。
そのまま受けての方に腕を抜いてもらったら、あら不思議。
頸の動きが良くなりました。(施術前の写真がなくてすみません)
この技のように、整動鍼は活法からヒントを得ているものも多いため、整動鍼と活法を両方学ぶことで、それぞれの理解をより深めることができます。
また、活法で身に付けた体の使い方は、整動鍼はもちろんですが、それ以外にも普段の施術におけるちょっとした動作にも還元することができるので、患者さんへより安心感を与えることができると思いました。
2日間で学んだ体の使い方を自分のものにできるよう、これからも学び続けていきたいです。
次回の活法セミナーは7月4日の入門・理論実践編です。活法に少しでも興味のある方は、ぜひお申し込み下さい!
それでは、皆さんとお会いできるのを楽しみにしております!