【整動鍼 理論実践編 4/11】ようこそ連動の世界へ!
こんにちは!活法ラボ新入社員の川﨑です。
4月11日に今年最初の整動鍼セミナー入門・理論実践編が行われました。
今回私は受講者側として参加したので、実際に練習しての感想なども交えてレポートをお届けしていきます!
基礎編、応用編、臨床編は2日間での構成となっていますが、入門編は1日で完結します。
そのため朝はいつもより30分早いスタートとなっております。
「張力」とは
恒例の講師挨拶と自己紹介を終え、早速理論の解説へと入っていきます。
入門編といえばこれ!
紐を用いて整動鍼の基本的な考え方である「張力」について説明しています。
この日は、整動鍼セミナー初参加の二人が大抜擢。おめでとうございます!
実は私も、初めてセミナーに参加したときに紐を持って「張力」を体感していました。
2020年1月19日の入門編の写真です。懐かしい…
「整動鍼って何?」って聞かれた時に紐を用いてこの説明をすると、大体の方に「なるほどねぇ」と言っていただけます。いいね!
いざ、実技へ…!
整動鍼がどのようなものかが分かったところで、実技のデモンストレーションに移ります。
整動鍼では棘間を正確に触れることが大切です。
デモンストレーションの後は、いよいよペアになって練習です。
頸椎と胸椎の棘間を探していきます。
自分がとった棘間が本当に正しいか、講師を呼んで確認してもらいます。
わからないところを聞き合い一緒にテキストを振り返ることで、お互いの理解が深まります。
もちろん私も練習です。
私は学生時代に椎骨を触診する時は「棘突起」にフォーカスしていたので、棘間を探すことがとても難しく感じました。
「棘突起に注目しても棘間に注目しても、結局やっていることは一緒じゃない!?」と思われるかもしれません(実際に栗原代表にも言われました)。
しかし、見た目でなんとなく分かる大きな出っ張り(棘突起)を触れるのと、その出っ張りの切り替わりである一番凹んでいる隙間(棘間)を探しに行くのでは、結果は同じかもしれないけど、その過程の繊細さが段違いに思えます。
棘間を正しく触れることで正確な取穴や刺鍼ができ、その先の治療効果へと繋がっていくので、日々練習を積み重ねていきたいです。
頸椎と胸椎の取穴・刺鍼練習の次は腰痛の話に移ります。
立っていると腰が痛いのか、座っていると痛いのか、それとも動かすと痛いのか…
同じ「腰痛」でも、動きのパターンに注目してツボを使い分けていきます。
頸椎・胸椎のときと同様に、デモンストレーションの後はペアになり練習していきます。
入門編は1日完結なので、腰の取穴が終了したところで全行程修了となります。
どのツボも即戦力になるツボばかりで、とても密度の濃い時間を過ごすことができました。
セミナーを受けて
私は今回のセミナーが3回目の入門編受講でした。
過去の2回は、内容を追いかけ、食らいついていくのに必死でしたが、3回目にしてようやく少し余裕ができたように思えます。
デモンストレーションの際もテキストとにらめっこするのではなく、栗原の言葉遣いや立ち位置、手の動かし方など立ち振る舞いに注目することができました。
患者さんに対してどの位置に立って、どの指を使い、どの角度で触れているのか、ツボを探している手と逆の手はどうしているのか、実際に触れる前に患者さんになんと声をかけているのか、など。
テキスト上の知識・技術以外の面でも多くの学びがありました。
この学びを次回以降の基礎編・応用編へと還元していきたいです。
私も群馬で練習を積み重ねていきますので、皆さん一緒に学び続けましょう!
次回の整動鍼セミナーは4月25,26日の基礎 腹背編です。
皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!