【整動鍼 身心和合編 6/20-21】鍼で呼吸を整える?!
こんにちは!活法ラボ新入社員の川﨑です。
6/20-21に整動鍼セミナー応用・身心和合編が行われました。
運営の補助をしながら受講者の皆さんと一緒に練習をしてきたので、受講した感想を交えながら、会場の様子や雰囲気をお届けしてまいります!
鍼で呼吸を整える
5月に行った五体躍動編と連動思考編は、内容的にリンクしている部分も多く、互いに補完し合っている印象が強かったですが、今回の身心和合編は2つとは少し毛色の異なるセミナーでした。
それもそのはず。身心和合編のサブタイトルは「動きで心を整え超自然体に導く」で、講師の栗原自身も「息を整えるセミナーだ」と話していました。
動きに注目していた2つの応用編と比べると、のぼせや動悸、冷えなど、自律神経の不調に対してアプローチしているものが多く、改めて整動鍼の守備範囲の広さを感じたセミナーでした。
このように特色がある身心和合編は、他の応用編とは違い1日目は座学から始まります。
このセミナーでは、なぜ「心身」ではなく「身心」としているのか、その理由が明らかになります。
触診は患者さんとのコミュニケーション
座学が終わると昼食をはさみ、いつも通りペアに分かれて実技の練習へと移ります。
ツボを探して、
講師に確認してもらい、鍼をします。
再びツボを探し、
講師に確認してもらいます。
ミリ単位で細かく定められた整動鍼のツボたちを正確に探し出せるように、2日間この練習を繰り返していきます。
また、今回の身心和合編では午前中の座学で「触診は患者さんとのコミュニケーションである」ということを話していました。応用編ということもあり、ただツボを探すのではなく、患者さんへの触れ方にも意識をした2日間になりました。
今回のセミナーで特に印象に残っていることが、座学の時間に栗原が話していた「触診は患者さんの情報を受け取るだけでなく、患者さんも術者のことを感じ取っている」ということでした。
私は今まで触診というものは、施術者が患者さんの体の情報を得るために行うものだと思っていました。ですが、「触れる」側がいれば当然「触れられる」側もいます。そして、触れる側が情報を得た分だけ、触れられた側もまた情報を得ています。決して一方通行なものではありませんでした。
言われてみれば当たり前なことですが、当たり前だからこそ忘れてはいけない大事なことだと思いました。
今回のセミナーで今年の整動鍼セミナーも1周目が終了し、応用編をコンプリートした方も多くいました。受講者の皆さんが回を追うごとに仲良くなっていく姿がとても印象的で、練習の時間も休憩時間もとても温かい雰囲気でした。
皆さんとしばらくお会いできないのは寂しいですが、これからまた新たな出会いがあると思うと楽しみです!
上半期のセミナーも残すところ、7/4(日)の入門・理論実践編のみです。
7月を皮切りに、夏を挟んで秋からは2周目の整動鍼セミナーが始まります。整動鍼に興味のある方や、改めて復習したい方など、学び始め・学び直しにはもってこいのタイミングだと思うので、ぜひお申し込みお待ちしております!
また、7/11(日)に開催される整動鍼で100人連続で施術を行う無料イベント「整動鍼百連」も、わずかに残席がございますので、よろしければご参加ください。オンラインでの配信も行います。
それでは、皆さんとお会いできるのを楽しみにしております!