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鍼灸師と柔整師のための鍼灸と整体の実践セミナー Seminar for Acupuncturist and Judo therapist

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【経営サミット2019】鍼灸院とPPC広告

鍼灸院とPPC広告

整動協会の谷口です。

今年の経営サミットでは「PPC広告」についてお話しをさせていただきます。

とはいえ、PPC広告の細部を詳しく語れるのほどの知識は持ち合わせておりません。

なぜなら、広告の運用を業者さんに任せているからです。

昨年の経営サミットではwebサイトに使用する画像やバナーのアウトソーシングについて話しをさせていただいたのですが、PPC広告もアウトソーシングしています。

Google広告

私がPPC広告を始めたのは2年半前、2017年の1月からです。Google広告を利用しています。

2016年の夏ころから新規患者数が徐々に少なくなり、寒い冬には経営状態も冷え切っていました。

経営が厳しい時期に広告費を投入するのは勇気が必要でしたが、それ以上に現状を変えないと未来はないという危機感が勝りました。

狙ったキーワードは 症状✖︎地域

 

ちょうど「整動鍼」のカリキュラムも順調にこなしていたい時期だったので、対応できる症状は増えていました。

対応できる症状ごとに解説ページを作成し、そのページにそれぞれPPC広告をかけていきました。

 

効果はすぐに現れました。

当院(鍼灸院めぐる)では新規患者数が平均15名前後でしたが、2016年の夏以降減り続けていました。

11月にPPC広告の運用業者と相談し、症状ページの作成に入りました。

2017年1月開始までに症状ページを15ページ作り、それぞれの症状名と地域名で広告をかけました。

当初の広告費は月に3万円です。

当時、愛媛県松山市でPPC広告を行っている鍼灸院は1院、整体院が2~3院ほどでした。

ライバルが少なかったことが功を奏して、幸先のいいスタートとなりました。

 

この2年で鍼灸院自体も増え、広告を利用する鍼灸院、整骨院、整体院は増えてきました。

ウェブ上では熾烈な争いに加えて、昨年8月のGoogleアップデート。

当院も大打撃をくらって、どこを探してもサイトが見当たらない状態でした。

それでも、何とか今まで持ちこたえてこれたのはPPC広告のおかげでした。

私がPPC広告を続けている理由

1. 新規患者数を増やすため

2. 認知を上げるため

続けている理由(メリット)は単純に利益をもたらしているからです。

新規集客に効果があると判断しているので続けています。

 

もう一つ、私が意識しているのは認知です。

院の存在を知ってもらうために広告を使っています。知ってもらわなければ来院はありません。

悩んでいる症状が鍼灸で治るかもしれない、そう選択肢に加えてもらうことにも意味があります。

PPC広告はあなたの地域で、あなたの得意とする症状で困っている人にだけ認知を高めることが可能です。

 

広告って、見られてるかどうか不安になりますよね。

雑誌、電話帳などの紙媒体での広告や看板広告、チラシ・・など費用対効果があるのか、計測が難しい種類の広告媒体もあります。

例えば、PPC広告で月に10,000円の広告費を消化したとしましょう。

これは、「とりあえず、見込みのある人がwebサイトに訪れてくれた」ことを意味します。

支払った広告費分はサイトを見られているということです。

こう考えると無駄の少ない広告だと思えませんか?

 

このほかにも認知を上げることのメリットを経営サミットではお話させていただく予定です。

広告のいらない世界へ

とはいえ、広告を使わずに鍼灸院を経営することが理想です。

そして、鍼灸の業界でも広告をモデルにした集客はいずれ衰退していくと思います。

私たち一人一人の力が集客に直結する時代がやってくるのです。

Googleもそんな世界を目指しているように感じます。

 

だから、今は広告を使って「広告を必要としない集客」の準備をしています。

 

コツコツと信頼につながるコンテンツを積み上げる。

認知を上げて、いざという時に頼りにされる鍼灸師になるための準備期間。

広告を利用すると、そのスピードも上げることができます。

そう考えると広告も捨てたものではありません。

 

 

【経営サミット2019 開催概要】

日時:8月18日(日) 10:30~17:30

費用:会員 30,000円 非会員 35,000円 

会場:大橋会館(東京)

経営サミット2019

2019年6月22日カテゴリー:経営の話

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