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鍼灸師と柔整師のための鍼灸と整体の実践セミナー Seminar for Acupuncturist and Judo therapist

セミナーレポート「活法基礎☆骨盤編」2020年9月13日~14日

9月13日(日)~14日(月)は活法基礎の骨盤編セミナーを開催しました。こういうご時世もあり少人数での開催でした。少し寂しさはありましたが、受講者お一人お一人とたっぷりコミュニケーションをとれる貴重な機会でした。

整動協会_活法セミナー

活法の魅力

鍼灸師にとって活法の魅力ってなんでしょうか。鍼を使えるのに活法を学ぶ意味はあるのでしょうか。整動鍼で十分なのではないかという声が聞こえて来そうです。活法にはテクニックが豊富にそろっています。あん摩マッサージ指圧とは違った効果があります。しかし、魅力はテクニックの数や効果だけではありません。

活法には、患者さんとの関係を考えたり築くための哲学が含まれています。触れ方や話し方で、患者さんとの関係は良くも悪くもなります。本質的を抑えていないと表面的なテクニックに走ってしまいます。この活法では互いに練習している中で、患者さんとのベストな関係に自ずと気づいていきます。それは、活法が一方的に技を施すものでなく、患者さんの協力を得ながら行う参加型の整体術だからです。

 

骨盤編の魅力

今回の骨盤編では、股関節や仙腸関節の調整を練習しました。巷に溢れている「骨盤の歪み」についても活法の視点から解説しました。簡単に言えば、骨盤は形が歪むことはなく、仙腸関節、股関節、腰椎など、周辺の関節が十分な可動性を保てなくなると骨盤周辺の動きが鈍ると考えます。あえて「歪み」という言葉を使うなら、骨盤の歪みは「骨盤の動きが正しくない状態」を指します。

骨盤の動きが改善すると、頚、肩、背中にも影響を及ぼします。セミナー中には、痛くて十分な可動域を保てなかった肩が改善してしまう場面もありました。活法も整動鍼と同様に連動が重要です。整動鍼で得られた知見を活法に取り入れることで、よりシステマチックな施術になります。活法も整動鍼とともに進化していきます。

整動鍼があれば十分という考えもありますが、活法は整動鍼のポテンシャルを簡単に引き出してくれます。身体の使い方が上手くなるので、整動鍼も上手くなるという体験談も溢れています。整動鍼を極めていきたい人にもおすすめしています。

(代表 栗原誠)

2020年9月17日カテゴリー:セミナーレポート