ツボの連動マップは体の地図帳(整動鍼 臨床☆張力連綿編レポート)
6/18-19の2日間で「整動鍼臨床☆張力連綿編」が開催されました。
今回は、4月からセミナーのお手伝いをしている吉岡(1年目)が様子をレポートします。
この臨床セミナーは、応用のさらに上を目指す鍼灸師のために用意されたものです。僕は応用編まで学生の頃に受講していましたが、このセミナーを受けるのは初めてだったので、実は少し緊張していました。
整動鍼は簡単にいうと体の連動を利用するものです。従来からある経絡理論とは別に、ツボとツボが連動していると見立てていて、その関係を示したものを連動マップと呼んでいます。このマップを利用すると、どんなときにどんなツボを選べばよいのか、その道筋が見えてきます。
開始早々、ページ一面に広がる連動マップを見て、言葉を失います。
「こんな内容、覚えるのにどれだけの時間がかかるんだ。」
しかし、栗原の口から思いもよらない言葉が。
「覚えなくて大丈夫!」
この言葉を聞いて一瞬驚きましたが、正しくは、使いながら少しずつ覚えていけばよいそうです。覚えることよりも、見ながらでも実際にやってみることの方が重要であるという意味だそうです。
また少しページを進めると、一面に広がっていたマップの一部が切り取られたものが書かれています。
ここでは、新しいツボに挑戦するというよりは、整動鍼ではおなじみのツボ使って、それらのツボの関係を明らかにしていくことメインです。これまで習ってきた連動がつながっていきます。
実技練習では、新たに知った連動を使って効果を出していきます。
復習で参加されている方も数名いらっしゃいました。
皆さんデモの時間では、真剣な眼差しで栗原の手元を見ています。
オンライン受講の方もいたため、運営スタッフの石井が、術者目線の映像を撮影していました。練習中、カメラはずっと栗原について回っているため、受講者へのアドバイスを一つも漏らさず聞けるので、オンライン受講ならではのメリットがあります。
刺鍼点も真上からバッチリ!
最後はみんなで整動ポーズ!!