セミナーレポート(活法 スペイン特別編成)「スペイン人が日本にやってきた」
代表の栗原です。
海外から学びにくるセミナーをやりたい、とずっと考えていました。それが今年ようやく叶ったのです。実は1月の話。おそばせながら、そのときの様子をレポートします。
一通のメッセージから始まりました。以前にスペインのバルセロナで整動鍼を受講された方から「日本に仲間を連れて行くので活法セミナーをやってほしい」と送ってきたのです。すぐにOKしました。
問題は言葉です。スペイン語を話せるスタッフがいません。ですが、ありがたいことに英語が話せる人が参加者にいるので通訳をしてくれるというのです。英語であればこちらにも通訳ができるスタッフがいます。日本語とスペイン語を英語でつなぐ作戦です。理論や手順はどうしても言葉で伝えなければいけないのですが、活法は言ってみれば感覚のコミュニケーション術です。ですから乗り切れるはずです。
4日間のセミナーになったので、このために特別編成しました。それを英語にし、その英語からスペイン語にするという流れでテキストを用意しました。時間が経ったので大変さを忘れてしまいましたが、良いものが出来上がったと自負しています。受講者さんも、ここまで用意してあると思っていなかったようで驚かれていました。期待を超えられたときの嬉しさ、わかりますか?
セミナーというは期待を超えるものを提供しないと続きません。開催するときは、いつも緊張感と危機感があります。特に、今回は言葉の壁があるので不安感も混じっていました。そういう不安をかき消す意味でも、テキストの完成度が大事なんです。
活法のセミナーには、日本を知ってもらうという意味もあると思うのです。日本で生まれた技術であるから、自然と使命感のようなものを抱いてしまいます。活法を通じて日本人が大切にしていることを伝えたい、そういう気持ちで迎えました。
それでは、写真とともにそのときの様子を振り返ってみます。
実技では感覚が大事です。こればかりはオンラインセミナーでは難しいですね。
テキストを読みながら手順の確認。このあたりの雰囲気は日本人とあまり変わりません。
お昼は外食。日本の飲食店を勝手に案内。このときは大戸屋だったかな。
練習はかなりマジです。教えた技をその場で受けてみると本気度が伝わってきます。
何かで盛り上がっている様子ですが、実はよくわかっていない私です。
こうしてみると、みんな真剣ですね。
和食屋さんで箸の練習。
日本のお菓子で心をつかむ。これもある意味、活法。
通訳のおかげではあるのですが、言葉の壁を超えてなんとかなりました。
¡グラシアス!
2025年6月27日カテゴリー:セミナーレポート