鍼灸師は結果が全て?
鍼灸師は結果が全て
鍼灸師ってやはり技術職。
それも鍼の打ち方で評価されるのではなく、「患者さんの抱える問題を解決する技術」が評価される仕事です。
芸能人は歯が命、鍼灸師は結果が全て。
だから、みんな一生懸命になります。
もっと結果を出したい。
もっと患者さんに貢献したい。
自分もそういう気持ちが強かったので、整動鍼を学び始めた当初から、同じ整動鍼ユーザーの友人と月に1度集まって勉強していました。
結果を担保するのは技術
特に、整動鍼においてはツボを正確に取れるかどうか、このスキルがとても重要です。
よく言われるミリ単位の取穴というものですね。
これが最初からできる人ばかりではありません。
というより、ほとんどの人がミリ単位の取穴なんてできません。
自分も整動鍼を知る前は、ツボはチョコボール位の大きさをイメージしていたので、全然取穴ができませんでした。
取穴ができなきゃ結果も出ず、患者さんも喜ばず、院も流行らず、という状況に陥るので正確な取穴はまさに生命線と言えます。
そういう認識のもと、神奈川県や北海道では整動鍼ユーザーが幅広く集まって勉強会が開かれていました。
僕も気心が知れた3人で練習し合っていたのですが、そこに1人の男が登場します。
技術を担保するものは
「舟橋さん!愛知でも勉強会をやりましょうよ!!」
そ、その声は・・
はりきゅうルーム恵眞堂の小田先生です。
「その声は・・って言う前に画像出てますよね。」
・・おほん!
実際に声をかけられたのはSNS上でだったんですが、この鼻息粗めの熱意には最初戸惑う自分もいました。
というのも、当時の僕は気心が知れた仲間だけで勉強する心地よさに浸っていたんですね。
(大々的にやるなら、場所も確保しないといけないし、あまり気が進まないなあ)
なんとも意識の低い話ですが、当時の自分はそんなことを考えていたんですね。
(小田先生、ごめんなさい)
勉強会、やってみた
悩んでばかりじゃいられない,夢見る少女じゃいられない、ということで自分の院で勉強会というものを開いてみました。
開催は日曜にも関わらず、大勢の参加者に集まって頂きました。
この熱意よ・・!
人間には体格差があるので、普段と違う人の取穴をするのは勉強になります。
臨床以外でアウトプットする場はそうありません。
同業者の視線が集まる中、自分に技術をさらけ出すという体験は、怖さと引き換えに大きな経験となりました。
それと主催する側というのは、経験値が多いんですよ。
「次回やるなら何をやろうか。」
「やるならここの範囲はパーフェクトにしておく必要がある」
こういった準備がそのまま学びになるのは、大きいですね。
仲間うちだけでやってた時はこのあたりの準備が希薄だったので、いい刺激になっています。
このシステムを雛形にして整動協会では公認勉強会が誕生しました。
公認勉強会についてはこのページで詳しく説明されてますが、
要は、本セミナーで学んだ技術を地方である程度復習できる場、というものです。
技術を教えて「後はがんばれ!」というのではなく、会員さんが結果出せるようにサポートするシステムです。
勉強会を主催する公認勉強会主催者は、年に何度か東京で代表栗原をはじめとする講師から技術指導を受けることができます。
鍼灸師に免許の更新はありませんが、こうやって技術レベルの担保も行なっているんですね。
愛知勉強会の様子
公認勉強会は参加する意味がある
公認勉強会に参加するようになって、定期的な技術チェックは必須と感じるようになりました。
なぜなら臨床で残せる結果が目に見えて変わってくるからです。
現状維持では後退するばかり、なんてウォルト・ディズニーの名言を実感しますね。
自分の技術をさらけ出すのって勇気が入りますが、公認勉強会にはそれ以上のメリットがありますよ。
おまけ
そういえば。
開催以来、満席続きの整動鍼「脊柱編」が2019年の1月開催分がめずらしく空きがあります。
頭痛、めまい、腰痛、ぎっくり腰はもちろん、顎関節の問題や股関節の症状に対応できるハイクオリティな内容です。
今回空いてるは奇跡的なので,迷ってる方は今がチャンスかもしれません。
コメントを残す