世界初⁉ ホワイトボードアニメーションによる鍼灸解説
ほかがやってないなら、やってみよう
整動協会の谷口です。
整動協会には常にチャレンジする雰囲気が漂っています。
「映像クリエーターに鍼灸の張力理論を伝えてアニメーションを制作してはどうでしょう?」
絵をまともに描けない私の、そんな提案がすんなり通ってしまう協会ですから、チャレンジ精神は旺盛です。
「まあ、谷口さんが絵を描くわけではないから、大丈夫でしょう。」という感じ。
まずは出来上がったホワイトボードアニメーションをご覧ください。
出来はさておき、本作はおそらく世界初ホワイトボードアニメーションによる鍼灸理論の解説動画です。
このアニメーションで伝えたいことは、「症状のある部分に直接鍼をしない理由」です。
鍼灸を知らない人に鍼灸をイメージしてもらいたいという気持ちで制作しています。
鍼灸を受けたことのある人にも、どうして痛い部位から離れたツボに鍼をするのかを知ってほしいです。
また、鍼灸理論としては「今までにない発想」の発表でもあります。
整動鍼の張力説をやさしく解説し、鍼灸師全般に向けた内容にもなっています。
鍼の受療率が5%というデータもありますが、なぜ何千年と歴史のある鍼灸が世間一般に広く受け入れられていないのでしょうか。
鍼って痛そう・・
灸って熱いんでしょ・・
そんなマイナスイメージがあるためでしょうか。それも要因の一つでしょう。
ただ、鍼や灸が痛くないこと、熱くないことの説明だけに打開策があるとは思いません。
わからない から動けない
なぜ、人は鍼灸治療を積極的に受けようとしないのでしょうか?
それは、「わからない」からだと思うのです。
鍼灸治療が一体何なのか、何をされるのか、何を考えているのか、それがよくわかない。
だから鍼灸を受けてみようと思わないのではないかと仮説を立てました。
わからないものを前に、人は積極的に動けません。
鍼が痛そう、灸が熱そうという恐怖より、
鍼や灸が「わからない不安」のほうが勝っているのだと思います。
解決策は、鍼灸をイメージできるように伝えること。
そのために今回はホワイトボードアニメーションを利用しました。
1分の動画は180万字に相当する
鍼灸の解説はどうしても難解になりがちです。理論自体が複雑ですので、
わかりやすく説明しようとしても言葉も文字も増えてしまいます。
わかりやすく噛み砕いたつもりでも長い説明は敬遠されてしまいます。
動画を見てイメージしてもらったほうが理解しやすい人もいます。
フォレスターリサーチのジェイムズ・マククイヴィー博士によると、
1分の動画は180万字に相当する価値を持っているとのこと。
180万字というと一般的なウェブページの3600枚分に当たります。
百聞は一見にしかずといわれるように、現象を見てしまったほうが理解が早いケースもあります。
今回はアニメーションを利用した鍼灸の啓蒙活動にチャレンジしました。
この小さな一歩が私たち整動協会の目指す「世界標準の鍼灸を構築」するための力になると信じています。
お知らせ
8月19日(日)経営サミットを開催します。
残席はわずかですが、まだ間に合います。
詳しい内容はこちらから!
2018年6月9日カテゴリー:活動報告
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