ツボがある本当の意味 〜経絡理論を根底から覆すツボの考え方〜
2019年3月14日に整動協会代表、栗原誠の本が出版されます。
今回は本の内容や出版までの経緯の情報を集めて掲載いたします。
タイトル・価格
著者:栗原誠
タイトル:ツボがある本当の意味 〜経絡理論を根底から覆すツボの考え方〜
価格:1512円(税込)
出版社:BABジャパン
予約・販売:全国の書店やネットで購入頂けます
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概要
“ツボの使い方”が変わる!
▶ツボは“経絡に沿って”ある訳ではなかった!?
▶ツボで“体の動きの中心”が変わる!?
▶患部から離れたところに“ポイント”がある!?
「経絡は発見されたもの」と思っているなら間違いです。
経絡は人体の仕組みを視覚化するために、人体観察に基づいて誰かがデザインしたものだからです。
ここで疑問に思いませんか? ツボが先? 経絡が先?
常識を覆しつつ、新たな時代を切り拓く、人体探究読本。
目次
第1章 経絡・経穴は未完成!?
1 鎖骨があるから合谷がある
2 経絡の方向性を信じていますか?
3 経絡が先か、経穴が先か
4 経絡が創作された証拠
5 ツボの大きさと正しい位置
6 経絡は鍼灸学のオープンソース
7 経絡はなぜ信じられているのか
8 鍼灸は伝統医学ではない
9 ツボで病気や怪我が治るのか
10 世界初! ツボのデータベース
第2章 知られざる奇穴のヒミツ
1 経絡から外れたツボがある理由
2 誰も知らない経絡のスキマ
第3章 “ 動き” からツボを考える
1 古典が「動き」に触れなかった理由
2 人体に備わる維持力と変形力
3 皮膚で動きを活かす、皮膚で動きを殺す
4 流れる体から伸縮自在の体へ
5 動きを整えるメカニズム
6 腰痛の原因は腰にない
第4章 遠隔ツボの威力
1 張力を制する者は動きを制す
2 動きのパターンは張力と回転軸で決まる
3 局所鍼の問題点
4 肩こりの原因は肩にない
5 むち打ちの痛みが遅れて出てくる理由
6 五十肩の治療が難しい理由
第5章 ツボは脳にある!?
1 脳科学が解き明かすツボの意味
2 意識もツボも「ない」のに「ある」
3 脳のオーバーヒートを防ぐツボの役割
4 ツボが織りなすネットワーク
5 緊張を緩めるだけでは無責任
6 自信がなければ遠隔のツボは使えない
第6章 ツボの味わい方
1 ツボとの関係は恋愛と同じ
2 ツボとは、感じて、シェアするもの
3 教科書のツボが役に立たない理由
4 ツボを操る能力は知識だけでは育たない
5 指圧では鍼と同じ効果を引き出せない
6 即効性のある治療をするためのヒント
7 ツボの深さと効果の関係
第7章 知られざるツボの深い話
1 世界一やさしい「三焦」の解説(前編)
2 世界一やさしい「三焦」の解説(中編)
3 世界一やさしい「三焦」の解説(後編)
4 ファッシアと経絡
著者からの挨拶
『ツボがある本当の意味』ができあがりました!
本にはセミナーで伝えたくても時間の関係で伝えきれないことを書いています。整動鍼をやっている人なら理論を深められます。整動鍼のバックボーンを知るにはこれ以上はないと思っています。
整動鍼をこれから始めようと思っている人にも読んでほしい内容です。入門編の前に読んで頂けたら実技がスッと染みこんでいくかもしれません。
一般の人でも読める内容です。もちろん、患者さんにも!整動鍼が遠隔からアプローチする理由を理解して頂けるはずです。
業界誌の『温故知新』(廃刊)で記事を目にした方がも多いと思いますが、一字一句見直して新記事を追加しています。内容はパワーアップしているのでぜひ手に取ってみてください。
また、出版イベントでは本にも書かなかった誕生秘話や日々の臨床でどうやってツボ探しをしているのか、そのプロセスをお話しようと思っています。マル秘ノートも一部公開しよう思っています。
出版までの道のりや具体的な内容
【出版までの道のり①】
原稿の元になったのは業界誌に連載していたもの。出版にあたり新記事を10項目以上追加。そして、タイトル変更、構成(順番)の見直しなどなど。#ツボがある本当の意味 pic.twitter.com/0keoqlFNmC— クリ助📖ツボがある本当の意味 (@kuri_suke) 2019年3月1日
【#ツボ意味 出版までの道のり②】
業界誌に連載を始めた5年前、「これから書いていく記事は本にする」と決めた。
アテはなかったが、内容に価値さえあれば出版できると信じていた。 pic.twitter.com/c6mkLxCGMu
— クリ助📖ツボがある本当の意味 (@kuri_suke) 2019年3月1日
#ツボ意味 出版までの道のり③
業界誌の連載(毎月)は3年弱続いた。業界誌の廃刊と同時に連載がストップしてしまった。記事の原稿料をそのまま返却し原稿を別の出版社に持ち込んだ。 pic.twitter.com/A121vPJTvy
— クリ助📖ツボがある本当の意味 (@kuri_suke) 2019年3月1日
#ツボ意味 出版までの道のり④
連載記事は鍼灸師向けに書いた内容なので断られる可能性を考えていた。ダメなら他を当たろうと思って挑んだ。
後日、担当者から「専門家でなくても面白いですよ」と返事があった。出版社の会議を経て出版が決まった。 pic.twitter.com/0qc9RjdypA
— クリ助📖ツボがある本当の意味 (@kuri_suke) 2019年3月1日
#ツボ意味 出版までの道のり⑤
出版が決まったあと、連載記事とは別に記事を書き足すことになった。
しかし、#整動鍼 のニーズが想像以上になりセミナー活動を優先せざるを得なかった。出版を1年遅らせる決断をした。 pic.twitter.com/I4JQ4y0Se8
— クリ助📖ツボがある本当の意味 (@kuri_suke) 2019年3月1日
#ツボ意味 出版までの道のり⑥
ブログと出版の違いは削除できるかできないか。印刷してしまったら後戻りできない。連載も印刷だったけど書籍はケタ違いのプレッシャー。 pic.twitter.com/lencwLRlru
— クリ助📖ツボがある本当の意味 (@kuri_suke) 2019年3月1日
#ツボ意味 出版までの道のり⑦
書く立場になって思うのは、書籍は購入者にとってコスパ最高だということ。
でも内容が安っぽかったらコスパは意味なし。うわっ、プレッシャー感じるなぁ。 pic.twitter.com/IP6ntEfCM0
— クリ助📖ツボがある本当の意味 (@kuri_suke) 2019年3月1日
#ツボ意味 出版までの道のり⑧
文章をチェックしてもらうと自分の癖がよく分かる。みんなのおかげで伝わる文章になった。 pic.twitter.com/tsG44BEo8F
— クリ助📖ツボがある本当の意味 (@kuri_suke) 2019年3月2日
古典のツボには空白地帯がある。
後にこうした空欄は特効穴(ツボ)として埋められていく。
ということは経絡上のツボだけを見ていると真実に気づけない。 pic.twitter.com/WO5AzG88ju
— クリ助📖ツボがある本当の意味 (@kuri_suke) 2019年3月2日
経絡理論は「流れ」を説いたもの。
「流れ」が止まると人は死ぬ。人間にはもう一つ大事な要素がある。それは「動き」。
動きが止まると人は死ぬ。だから、「動き」を説く理論が必要。 pic.twitter.com/01P63dgrpW
— クリ助📖ツボがある本当の意味 (@kuri_suke) 2019年3月2日
ツボの名前は星に由来するものが多い。たとえば北斗七星の天枢。「合谷」など地形を示すものも多い。
古代、人は、天を観て、地を観て、人を観ていた。 pic.twitter.com/K9AJ0QXp2v
— クリ助📖ツボがある本当の意味 (@kuri_suke) 2019年3月2日
筋肉の緊張は一律ではなく、部分的に密度が高い。その密度が度を超えた所は動きが制限され痛みを生む。
この問題を解決しようとするのが整動という考え方。筋肉の緊張パターンに着目する。 pic.twitter.com/m5ufPQRR7y
— クリ助📖ツボがある本当の意味 (@kuri_suke) 2019年3月3日
股関節を曲げる動きでも、立っている時と寝ている時では動きのパターンが違う。筋肉の緊張パターンも違う。
だから「股関節屈曲」という言葉でひとくくりにはできない。 pic.twitter.com/BlYDAXxm4A
— クリ助📖ツボがある本当の意味 (@kuri_suke) 2019年3月3日
腰痛は動きで分類できる。痛みが出現する時の動きで腰痛を区別できる。
①痛みの位置と②痛む動作で、選ぶべきツボが決まる。 pic.twitter.com/vZCrZrpfmW
— クリ助📖ツボがある本当の意味 (@kuri_suke) 2019年3月4日
従来の鍼灸にはない「張力」という発想が「動き」を調整に便利。
ツボを利用して「動き」を調整できるようになると、運動器疾患に対して“論理的に”対応できる。 pic.twitter.com/tOenvW1Io9
— クリ助📖ツボがある本当の意味 (@kuri_suke) 2019年3月5日
動きを改善させると筋肉や関節の負担が減り痛みが取れる。
では、どうすれば良いのか?
①張力を最適化する
②回転軸を整える張力が乱れると回転軸が狂う。回転軸の狂いを観ると、張力の乱れの位置を特定できる。 pic.twitter.com/DtVjopuwBh
— クリ助📖ツボがある本当の意味 (@kuri_suke) 2019年3月7日
動くと痛みが取れるなんて、鍼灸業界で誰も言っていなかった。痛みが取れたら動けるのだと信じていたが、そうではなかった。
動きやすくなると、その瞬間から痛みが減る。だから、痛みを取りたければ動きを取り戻さなければならない。 pic.twitter.com/j5R19Okdav
— クリ助📖ツボがある本当の意味 (@kuri_suke) 2019年3月7日
一般的に「肩こりのツボ」と紹介されているツボを見ると、肩にあるツボがほとんど。
肩にある肩こりのツボというのは、「凝る」という現象が出る結果点である。結果をいくら見ても原因は分からない。 pic.twitter.com/m1uYCuP3kE
— クリ助📖ツボがある本当の意味 (@kuri_suke) 2019年3月7日
2019年3月7日カテゴリー:活動報告
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