【活法 応用 腰背編 9/19-20】難しいけど、だから楽しい!
活法ラボ新入社員の川﨑です。
9/19-20の2日間で活法セミナー腰背編が開催されました。
受講者のほとんどが整動鍼も学んでいる方です。
今回は私も受講者の皆さんと一緒に練習に参加してきました!
受講者さんの半分以上が今回の腰背編で応用編をコンプリート。皆さんとっても活法が上手です。
私は活法歴が半年のひよっこなので、練習中何度も先輩方に助けて頂きました。
デモンストレーションを見た後、ペアになって実際に練習するのですが、これがなんと見た目以上に難しい…
何かが違うことは分かるのですが、何が違うかが自分では分かりません。
すると「手を持っていく向きを変えてみたらー?」「もう少しポジションを調整するといいよ〜」など、受講者の皆さんが沢山アドバイスをしてくれました。
教えてもらった通りに、受け手に触れている手の角度や体の距離感、姿勢などを少しだけ変えてみると、あら不思議。
「おっ、いいね!いい感じ!」
適度に力も抜けて技もかけやすく、受け手も自然と体を術者に委ねることができました。術者も受け手もたちまち笑顔がこぼれます。
活法は一見すると大胆な技が多いですが、一つひとつの動作を噛み砕いてみると、実はとても繊細なんだなぁと思いました。
術者と受け手の距離感、体の向き、姿勢、手の角度や脱力加減など、全てが良い感じに揃うと、カチッとピースがはまったように技がきれいに決まります。
また、技がきれいに決まると不思議と技の効果も高まるように感じました。
上手な人の技を受けると、体を自在に操られて、気が付いたら技が終わっていて、立ってみると「あれ?体が軽い!痛くない!」と、なぜか分からないけど動きやすい…!という感覚でした。
その段階まで技の完成度を高めるためには、頭で考える間もなく体が動くくらい、何度も何度も練習して、体に活法の感覚を染み付ける必要があると思います。
私はまだまだ技は上手にできませんが、セミナーの回を重ねるごとに、少ーしずつ体の扱い方がわかってきたような気がします。
例えば、「今のは手に力が入っちゃってたなぁ」「体が前のめりになりすぎてたなぁ」などです。体の使い方は一朝一夕で身につくものではないですが、このようなことに気付けるようになったことは、まず一歩目の成長でしょうか。
活法で得た意識の積み重ねによって、普段も無駄な力を抜き、患者さんに優しく触れられるようになってきました。
活法は難しいけど、だから楽しいです!
練習中も常にペアの方とコミュニケーションをとるので、受講者さん同士もとても仲が良く、一緒に練習できる時間がとても楽しかったです。
11月に入門編セミナーがあるので、活法に興味がある方はぜひご参加下さい!
皆さんと一緒に学べる日を楽しみにしています。
それでは、セミナーでお会いしましょう!