【6/19-20】整動鍼 臨床☆五節相応編 セミナーレポート
整動鍼講師の岡本です。
6/19-20の日程で、「整動鍼 臨床☆五節相応編(A日程)」が開催されました。2021年にリリースされたばかりの、整動鍼セミナーの中で最も新しい一編です。
あらゆる身体の痛み・動きの不調に立ち向かうために
「五節」とは、首・肩関節・股関節の5つの結節点を指します。この5つの節が互いに連携し合う(相応する)ことによって、痛みやひっかかり、違和感のない身体の動きが実現されます。
激しい夜間痛があったり、動かすこともできない五十肩の痛みをはじめとして、頭痛、肘痛、股関節痛、膝痛など、痛み系の症状を極めることを目指します。
すべては基本の上に
整動鍼は、「入門→基礎→応用→臨床」と、4段階をステップアップしていくカリキュラムになっています。
「最終段階の『臨床』ともなると、さぞかし複雑なことをしているのだろう」とイメージされるかもしれません。
しかし、五節相応編で紹介するツボへの刺鍼を見た受講者さんたちは「え? こんなにシンプルなの?」と驚かれたと思います。
実際に、多くの方が最初に受講する「入門 理論実践編」で習得するツボの応用でも、かなり高いレベルの治療ができてしまいます。これを書いている私も実際に臨床で頻繁に使っていますが、セミナーで紹介するとおりに変化が出てしまうことにいつも驚かされます(手前味噌ですみません)。もちろん、もっと驚いているのは患者さんなのですが。
シンプルな美しさを目指す
数学的真理には美があると言われるように、身体の法則にもシンプルな美しさが潜んでいることを感じさせられます。
「正確にツボをとって正確に刺鍼する」という、基本の技術の重要性と、そこからの展開の可能性を改めて感じさせてくれるのが、五節相応編の魅力であるといえます。
そして、すべての始まりとなる「整動鍼 入門☆理論実践編 B日程」が7/24(日)に開催されます。上でも触れたように、「入門」という名称がついてはいるものの、すぐに現場で使える技術であり、整動鍼の本質に触れられる機会となります。
ペーパー鍼灸師、学生、他流派の方などなど、鍼を持つことのできる方ならどなたでも歓迎しています。
詳細はこちらからご覧ください。
2022年6月24日カテゴリー:セミナーレポート